道路データベース/ASAM OpenDRIVE®データ/道路データベース作成環境
D3simのために、架空および実在する道路を模擬した走行環境データベースです。
道路データベースライブラリ
標準構成に含まれる標準市街地・標準高速道路に加え、オプションを多数用意しています。
標準データベース
標準市街地
標準高速道路
新市街地
オプションデータベース
関内みなとみらい地区市街地
郊外幹線道路
山岳道路
首都高速3号線&6号線
首都高速4号線
東名高速道路
首都高C1
お台場
※現時点でVer.6未対応のデータベースは順次Ver.6化対応予定。
※各道路データベースの走行区間距離等はお問い合わせください。
※標準高速道路、首都高速3号線6号線および東名高速道路はASAM OpenDRIVE®データに対応。
ASAM OpenDRIVE®データ
様々なシミュレーション・ツールで利用が可能な国際標準フォーマットASAM OpenDRIVE®データをダイナミックマップ基盤株式会社の高精度3次元地図データを利用し、製作します。
ASAM OpenDRIVE®データの可能性
販売可能路線
日本全国高速道路・自動車専用道(2019年3月末までに開通した道路)
高精度3次元地図データが準備されていない路線については計測作業から請け負うこともできます。
提供可能バージョン
ASAM OpenDRIVE®データフォーマット Ver1.4
ASAM OpenDRIVE®データとは
道路ネットワークを表現するオープンフォーマットです。異なるドライビング・シミュレータ間でのデータ利用を容易にすることを目的として開発されました。現在は、ドイツ ASAMによって標準化が推進されています。
ASAM OpenDRIVE®データで表現可能な要素
- 道路線形(道路の中心線)
- 車線(数・幅・種類)
- 交差点・分岐・合流
- 地物(標識、信号機など)
- 路面特性(凹凸、素材など)
- ユーザが任意に定義可能なデータ
道路データベース作成オプション
オプションのソフトウェア追加で、ユーザにて作成した道路データベース上をD3sim環境にて走行できます。 また、オーダーメイドで広範囲・高精細な市街地・テストコースなどの作成も対応可能です。
D3sim RoadTools(簡易道路データベース作成・編集/自動変換・出力ソフトウェア)
D3sim RoadToolsは、道路データベースをユーザが簡易に作成するためのツールセットです。
GUI操作で直感的に道路や交差点を作成できます。作成したデータベースはすぐにD3sim環境で走行することが出来ます。
簡易データベース作成ツール
道路データベース作成のメインツールです。道路の平面線形をIP法で作図し、道路テンプレートをライブラリから選択すると、道路や交差点を自動生成します。(道路の勾配は除きます)信号機・道路標識・景観用のビルなどを、ライブラリから簡単に選択・設置ができます。
※IP法:道路線形作成時の作成方法のひとつで、前後の直線が交わる点を制御点(Intersection Point)として作成する手法。
道路テンプレート作成ツール
車道・白線・側帯・歩道・植樹帯などのパーツを選択して、ユーザ独自の道路テンプレートを作成するツールです。各パーツは幅・高さを変更することができます。作成した道路テンプレートは、素材ライブラリ管理ツールでライブラリに登録して、簡易データベース作成ツールで使用します。
編集画面(車道の設定)
編集画面(壁・樹木の設定)
テンプレート完成
素材ライブラリ管理ツール
簡易データベース作成ツールで使用するライブラリを編集することができます。ユーザが道路テンプレート作成ツールで作成した道路テンプレートや、市販のモデリングソフトウェアで作成したオープンフライトフォーマットの信号機・道路標識・景観用のビルなどをライブラリに追加することができます。
編集・登録画面
データベース作成例
データベース変換ツール(自動変換・出力ツール)
市販のモデリングソフトウェアで作成した道路データベースやモデルをD3sim のフォーマットに変換するツールセットです。ユーザが所有する既存データベースを有効活用することができます。
オーダーメイド
オーダーメイドで、広範囲/高精度/勾配差のある架空や実在する道路データベース作成も可能です。(市街地・テストコース・高速道路)