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オプション・追加機能

実写映像可変速再生システム [Image Based System]

ビデオカメラで撮影した実写映像を運転操作に合わせて可変速再生することで、シミュレータの模擬視界映像として活用するシステムです。

撮影した映像を、運転操作に応じて再生速度を変更して表示することで、シミュレータの模擬視界映像として活用します。
このような実写映像をシミュレータの模擬視界映像として効果的に活用するためのシステムがIBS(Image Based System)です。

【鉄道シミュレータにおける用途】

・運転体験(展示)用鉄道シミュレータ
博物館や科学館等などで実写映像による運転を体験することができます。
・鉄道シミュレータ用線見訓練シナリオ
鉄道事業者において、実写映像を用いることで線見など習熟訓練効果の高いシナリオを構築します。

【特徴】

・現実感の高い模擬視界の発生
実写映像を使用することで現実感の高い視界を実現します。
・滑らかな映像表示
映像のコマとコマの間を補間することで、滑らかな映像を表示します。
・高解像度の対応
HDサイズ(1,920X1,080)の高解像度映像の表示が可能です。

【機能】

・リアルタイム可変速再生
運転操作に連動して映像の再生速度を変更します。
・マルチ画面対応
複数チャンネル間で同期を取ることで、ズレの無いマルチ画面にも対応しております。
・オーバーレイ表示
映像中の信号や標識等を、他の映像で置き換えて、オーバーレイ表示、信号の変更や標識の明確な表示が可能になります。また、人物や車等の三次元CGモデルを映像中に配置することもできます。

IBSを使用した鉄道運転シミュレータの例

IBSを使用した鉄道運転シミュレータの例

三菱プレシジョンでは、シミュレータの目的に合わせIBS/CG方式を選択し、それぞれの特徴を活かしたソフトウェア製作を行なっています。システムの構築にあたってはご相談ください。

Image Based System導入事例

地下鉄博物館 電車運転シミュレータ

地下鉄博物館 電車運転シミュレータ

千代田線6000系の運転シミュレータは実写映像を使った模擬視界映像表示とモーションシステムによる動揺でリアルな運転体験が可能です。

鉄道博物館 電車運転シミュレータ

鉄道博物館 電車運転シミュレータ

2007年に埼玉県さいたま市にオープンした「鉄道博物館」に設置された運転体験シミュレータです。新幹線シミュレータと山手線シミュレータの2台があります。

お問い合わせ・連絡先

三菱プレシジョン株式会社
シミュレーションシステム事業部

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FAX:03-6712-0140