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導入事例
運転関係従事員 連携訓練
シミュレータを使い運転士・車掌・指令・駅係員などが相互に連携しながら訓練を行うことで、実践的な訓練を実現します
10000型シミュレータ
50000型シミュレータ
東武鉄道株式会社 鉄道乗務員養成所では、10000型と50000型車両のシミュレータを使い様々な訓練を行なっています。
各シミュレータは実車を模した乗務員室(運転士、車掌)、ドア開閉が可能な客室、ITVを備えたホームおよび信号所を模擬する操作卓、指令所を兼ねる教師卓で構成されます。
運転席からの前方視界、車掌の後方視界、乗降客を表示するホーム上の視界は、CG映像と大型スクリーンで再現。運転席部分には電動モーションによる走行時の振動等、走行感覚を模擬しています。
前方視界CG映像と運転士
ホームCG映像と車掌
運転士、車掌の単独訓練では、あらかじめ設定した訓練シナリオに従い運行する基本運転訓練に加え、事故や車両故障、異常気象等を任意で発生させ、異常時の取扱いや応急処置の訓練を行ないます。
さらに、運転士・車掌による路線運行のなかで、駅停車時には駅係員が、異常時などには指令員や信号係と連絡をとるなど各従事員が連携しての訓練が実施可能です。
駅係員
信号係
指令員 / 教師
このシミュレータでの運行を中心とした連携訓練は、互いのコミュニケーション能力の向上をはじめ的確な判断、迅速な処理の習得を目的に企画されたもので、鉄道運転関係従事員の知識や技能の習得だけではなく鉄道輸送の安全確保に専念する精神育成にも貢献しています。