京王電鉄株式会社 鉄道教習所では、9000系車両のシミュレータを使用した乗務員教育を行っています。
実車同様の運転士乗務員室は、100インチスクリーン3面に映し出される前方CG映像と車体の走行感覚を再現するモーションシステムを装備。車掌訓練用乗務員室には後方視界を表示するモニターや車掌の立ち位置に合わせて視点が切り替わる側方映像スクリーンで構成されています。
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導入事例
レクチャーシステム・簡易運転台シミュレータ
レクチャーシステム
大画面装置にシミュレータと連動する回路図や走行に応じた運転曲線が表示されます。

レクチャーシステムは大型の教材表示装置を備え、シミュレータと連動しています。
大画面装置に表示するので、運転曲線やブレーキ回路図など、座学では理解の難しい車両構造等をシミュレータの動きにあわせて表示することで、多くの研修生が分かりやすく学習することができます。
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レクチャーシステム -
表示画面例(ブレーキ回路)
簡易運転台シミュレータ
九州旅客鉄道株式会社の動力車操縦者養成所に納入されている運転士養成用のシミュレータは、運転走行、車両回路、3DCG台車が連動し、運転士養成に必要な要素を兼ね備えています。コンパクトな設計により、限られたスペースでも十分有効な教育を実現しています。
運転台は813系電車とキハ200型を1つの運転台で模擬しており、813系のワンハンドル運転時には、ブレーキハンドルを外すことができます。必要な機器はタッチパネルで操作が可能です。


鉄道を学ぶ上で必要な回路図はシミュレータと連動し、他の機器との繋がりを操作しながら視覚的に学ぶことができます。

台車はマウス等の操作で360°回転させることができ、主要な機器を拡大・強調して確認することができます。車輪、ブレーキは運転台の操作と連動しています。
