home > トピックス > 2007年度> 2007_12_12世界最高レベルのドライビングシミュレータをトヨタ自動車株式会社と開発
この度、三菱プレシジョン株式会社は、トヨタ自動車株式会社が開発した世界最高レベルの「ドライビングシミュレータ」においてキーデバイスの開発、製作を担当致しました。 本ドライビングシミュレータは交通事故の低減を目指し予防安全技術の開発を促進するために、ドライバーの運転特性の解析および事故低減技術の開発とその効果の検証に有効な装置として、トヨタ自動車株式会社が導入されたものです。 このドライビングシミュレータでは、運転特性を正確に把握するためドライバーに模擬運転であることを極力感じさせない、限りなく実走行に近い試験環境を追及し世界最高レベルの性能を実現されております。 ドライビングシミュレータ外観 三菱プレシジョン株式会社は、担当したキーデバイスのうち、軽量かつ高い剛性を持つドームシェルの開発や高精細で広範囲の模擬視界データベースと模擬視界発生装置ならびに高性能で使い勝手の優れた研究開発用ドライビングシミュレーションプログラム等で世界最大級の「ドライビングシミュレータ」に相応しい、新しい技術の開発に成功致しました。 その他にも、予防安全技術に係わる機能との連携プログラムやオペレータ操作パネル等の開発、製作を担当しております。 ドライビングシミュレータ ドーム内模擬映像 ○主な担当範囲 ・ドームシェル(ドーム内360°スクリーン、プロジェクタを含む) ・研究開発用ドライビングシミュレーションプログラム(D3sim Ver.5) ・360°模擬映像(模擬視界発生装置、データベース等) ・HILS、GPS模擬装置、音響模擬装置との連携プログラム ・予防安全技術に係わる機能との連携プログラム ・オペレータ操作パネル ・乗降装置、車両搬入装置 ・放送監視装置、空調装置 今後とも、三菱プレシジョン株式会社は自動車業界の技術開発/検証に寄与すべく、各種ドライビングシミュレータの開発を進めてまいります。 上記記載内容に関するお問い合わせ先 シミュレーションシステム営業部 自動車システムグループ(03-5531-8074:直通)