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ENVIRONMENTAL ACTIVITIES

環境への取り組み

活動目標

私たちは、環境方針及び三菱電機グループの「環境ビジョン2021」を尊重し、以下の活動目標に向け、継続的改善を図ります。

地球温暖化防止に向けて

生産時のCO2排出量削減

持続的成長を前提として、2021年度(※1)までに当社の製品生産時におけるCO2排出総量の30%削減(※2)を目指します。生産高比の0.1%以上を目処とした省エネ投資を毎年継続するとともに、生産性向上や事務作業の効率化などの業務改善により、効率的で環境負荷の少ない業務スタイルを確立するecoワーク推進活動を展開します。

生産時CO2排出量の現状と目標

太陽光発電システム導入(2011年7月竣工)

太陽光パネル

鎌倉事業所では20kw級の太陽光発電システムを導入しました。
約20Mkwh/年の発電により、約8.3t/年のCO2排出量削減を見込んでいます。

エネモニタ画面

製品使用時のCO2排出量削減

製品使用時のCO2排出量30%削減(※2)を目指し、省エネ製品の技術革新と普及に取り組みます。当社製品使用時のCO2排出量は、製品生産時の排出量よりも格段に大きく、製品の省エネ化によるCO2削減効果は極めて大きいことから、製品使用時におけるCO2排出量の削減目標を設定して省エネ設計に取り組みます。

製品輸送時のCO2排出量削減

製品輸送時のCO2排出量削減のため、毎年度、自主管理目標を定め、出荷物量のまとめによるトラック等の積載率向上、コンソリ出荷(※3)によるトラック使用車両数の削減等を進めます。

※1:三菱電機グループの環境ビジョン2021達成年度。
※2:2000年度又はその直近モデルを基準とする。
※3:コンソリ出荷:Consolidation(コンソリデーション)出荷の略。納品先に応じて複数の製品を混載し、出荷・輸送すること。

循環型社会に向けて

製品への資源投入量削減

製品ライフサイクル全体で、3R(Reduce、Reuse、Recycle)への配慮を強化します。資源投入量の30%削減(※4) (リデュース)に取り組むほか、リース制度やメンテナンス事業を拡大することにより、リデュース・リユースを促進します。

※4:2000年度を基準とする。

【製品の3R促進事例】

既納品の一部構成品を換装(換装品以外はReuse)することで、機能と性能を向上させる提案を行ったケース。下記事例では構成品Reuseにより、新規生産と比較してシミュレータ1台あたり約80%の資源投入量削減を図っています。

Reuse Driving Simulator

ゼロエミッション

生産工程から排出する廃棄物のゼロエミッション(廃棄物の直接埋め立てゼロ)を目指します。社外の廃棄物リサイクル企業とも連携し、処理体制を確立します。

航空機、鉄道、自動車等の各種訓練用シミュレータ及び社会交通システム(ETC高速ゲート、駐車場管理システム等)は、製品の稼動そのものが環境負荷軽減に繋がる「環境貢献製品」と認識し、より良い製品開発と市場拡大を目指します。
環境貢献製品と環境配慮製品の創出

環境貢献製品の創出

航空機、鉄道、自動車等の各種訓練用シミュレータ及び社会交通システム(ETC高速ゲート、駐車場管理システム等)は、製品の稼動そのものが環境負荷軽減に繋がる「環境貢献製品」と認識し、より良い製品開発と市場拡大を目指します。

各種訓練シミュレータ


鉄道シミュレータ

実機による訓練と比べ、シミュレータによる訓練では、温室効果ガス、騒音、大気汚染物質の発生等の環境負荷が抑制できます。

ETC高速ゲート/スマートインターチェンジ用ゲート(※5)


高速ゲート

高速道路の入口、出口のノンストップ化による渋滞緩和でCO2排出量の抑制に繋がります。

※5:サービスエリアやパーキングエリア、または既存のインターチェンジ間に設置されているETC 専用のインターチェンジ。

駐車場管理システム


駐車場管理システム

車番認識システム(車両のナンバーを認識・記録し、退場時間を短縮するシステム)では駐車場出口ゲート前の渋滞が緩和され、CO2排出量の抑制に繋がります。

環境配慮製品の創出

製品そのものの持つ環境負荷は設計の段階で決定します。設計段階において環境負荷の軽減に配慮する「環境配慮設計」を進め、環境負荷の少ない製品をお客様に提供出来るよう努めます。

ドライビングシミュレータにおける事例

ドライビングシミュレータ2012 年モデル(DS-7000)


DS-7000
  • 消費電力を39%削減
  • 質量を40%削減
  • 有害物質(RoHS指令禁止物質)フリー

※比較対象は弊社製ドライビングシミュレータ2004年モデル(DS-6000TYPEII)

ドライビングシミュレータにおける事例

ドライビングシミュレータ2009 年モデル(DS-300)


DS-300
  • 消費電力を50%削減
  • 質量を22%削減
  • 体積を10%削減
  • 梱包を「ダンボール+ビニール」から「エアキャップ」へ

※比較対象は弊社製ドライビングシミュレータ2000年モデル(DS-100)

駐車場機器における事例

車番認識システム2009 年モデル(NR-100)


NR-100
  • 消費電力を51%削減
  • 質量を9%削減
  • 体積を19%削減

※比較対象は弊社製車番認識システム2003 年モデル(IT-360,GR-360)

環境マインドの育成

環境への取組みを進める上で、基盤となる“環境マインド”を持った人材の育成を推進し、「地域社会や自然との共生」を目指します。具体的には、全従業員に対する環境教育の実施、社員とその家族が自然と触れ合うことができる各種社内行事やサマーキャンプの企画、その他鎌倉事業所周辺での清掃ボランティア活動等を毎年展開します。

みかん狩りと通い道清掃
野菜の収穫

みかん狩り

通い道クリーン活動

野菜収穫体験