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導入事例
岩手県立大学
研究用ドライビングシミュレータ
シミュレータを用いた「人・モノ・インフラ評価」の研究
岩手県立大学ソフトウェア情報学部では、実車相当の環境で、ドライバーの様々な反応や行動を計測し、そのデータから人の特徴を理解して改善・対策を提案する「人・モノ・インフラ評価」に関する研究を目指し、D3simを導入しました。
当装置は国立大学法人東北大学にて運用されていましたが移管され、現在は岩手県立大学の研究用装置として稼働しています。
装置外観
走行中のドライバー視線計測
この装置は、実車のボディを使用した車両部に6軸電動モーション式の動揺装置により振動を直接伝える構造としています。
また、震災の地に敷設されていることからリアプロジェクションによる投影と視野角の広い映像表示部により、ドライバーの周辺視野を表現出来ることも特徴です。
実際の岩手県立大学の研究では、ドライバーの状態異常検知を健常者の運転データからではなく、医工連携により健常者以外の運転データを収集し、健常者との差異から特性を明らかにする取り組みや、
自動運転を再現(自動操舵や手動運転と自動運転のシームレス運転権限移譲)し、自動運転車に必要なHMIやドライバーへの要件の抽出などにドライビングシミュレータが活用され、
人の安心・安全・豊かさに寄与する研究が日々行われています。
6軸電動モーション式の動揺装置
リアプロジェクション鏡面部
その他関連する導入事例
【企業】
【大学】
国立大学法人東京大学 生産技術研究所
研究用ユニヴァーサル・ドライビングシミュレータ
慶應義塾大学 コ・モビリティ社会研究センター コ・モビリティ シミュレータ
【研究所】