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導入事例

国立大学法人東京農工大学
研究用ドライビングシミュレータ

安全・快適な自動車に関する研究から運動性能向上技術の研究まで

国立大学法人東京農工大学工学部機械システム工学専攻では、予防安全装置など安全・快適な自動車に関する研究開発を行うことを目的に、D3simを導入しました。
運動力学的観点から車両の運動特性・振動特性を明らかにする為、電動6自由度動揺装置(ペイロード3,000kg)を追加しています。
また当初導入時点では、模擬運転席の追加と動揺装置上に配置した平面3面スクリーンによる模擬視界表示装置という構成でしたが、現在では実車カットボディ仕様の運転席に変更し、模擬視界表示装置にはプロジェクションクラスタシステムを採用した視野角約160°の円筒スクリーンを導入、より没入感のあるシステムに拡張しました。
また、大学独自にステアリング反力装置などの制御系開発も行っており、運転感覚向上を目指して改良されています。
同大学では、高速道路の合流支援、車線追従支援、ブレーキ支援などの運転支援システムの研究のほか、車線変更時の運転行動解析、ヒヤリハット事例の再現などのドライバーの行動解析、自動車の運動性能向上技術の研究など様々な分野の研究を通じて、自動車分野の基礎研究に寄与しています。

装置外観

装置外観

模擬運転席

模擬運転席

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シミュレーションシステム事業部

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