構内運転士特有の機器を運転台周りに配置し、構内での入区・出区・入換運転の基本動作訓練を可能としています。
なお、路線映像は実際の車両センター構内をCGで模擬しており、線形・信号機・保安装置といった鉄道設備の位置関係も同時に学ぶことができます。

指導卓では、走行ルートや訓練シナリオ（イベント、天候など）の設定と、訓練状況の監視、訓練データの記録・評価を行います。訓練中は指導員が誘導担当者として交話を行うことも可能です。

構内で起こり得る異常や車両故障を繰り返しできるようシナリオを盛り込んでいます。
路線映像はCGであるため、実際の車両で訓練を行う事が困難な自然災害等の事故事象や、発生頻度の低い異常事態の体験を可能とします。
自然災害や車両故障は教師卓に設置している「スイッチBOX」で任意に発生させることが可能です。