先輩社員インタビュー

PRECISION PEOPLES'VISION
03

近未来の駐車場システムを、

自分が中心となって作り上げる。

技 術 系

2007年入社
駐車場システム統括部
理工学部 情報システム工学科卒業

きっかけは一輪車のシミュレータ。私は高校生の時から数学や物理が得意だったこと、またロボットやプログラミングが好きであったことから、漠然と「シミュレータ関連の開発に携わってみたい」という想いがありました。
そんな中、“三菱プレシジョン”という名前を知ったのは、大学の研究で「一輪車熟達支援」という研究テーマに取り組んだ時のこと。そこで当社が提供していたシミュレータの土台を、大学で購入したことがきっかけでした。
それから当社に興味が湧いたのでいろいろ調べてみると、日本でいち早くシミュレータを手がけた会社であること、幼い時から馴染みのある神奈川県に事業所があること、シミュレータ事業だけでなく航空・宇宙やパーキングまで幅広く事業を展開していることが分かり、興味がさらに深化。「社会インフラの一翼を担っている企業の一員として働きたい」と思うようになり、入社を決断しました。

自信を持って取り組むことの大切さ。入社後は、一貫して駐車場システム統括部で働いてきました。1年間の研修期間を経て、2年目には技術開発部に所属。当時、新規で立ち上げることになった「車番認識装置」の開発を担当しました。その後はシステム技術部に所属し、駐車場機器に搭載されているモジュールの新製品開発などを手がけてきました。
入社して10年目ぐらいからでしょうか、当社では派遣社員の方々が働いているのですが、その取りまとめ役を任されるようになりました。自分が取りまとめるといっても、年配の方も多く、指導や説明をする際には非常に気を使います。それでも「駐車場機器に関しては自分の方が絶対に詳しいんだ」と自分に言い聞かせながら接していると、一定の信頼を得られるようになりました。「自信を持って取り組んでいれば、周囲の見方も変わってくる」ことは、派遣社員の皆さんとのコミュニケーションから学んだ気がします。

未来の駐車場システムを作っていく。これまでの駐車場システム機器関連のビジネスはハードウェア中心だった訳ですが、これからはソフトウェア中心の時代がやってきます。たとえば、料金精算においては、現金精算からキャッシュレス・チケットレス精算へ。そんな大きな過渡期のシステム開発に携われるのは、難しい反面楽しみでもあります。
それから都心への一極集中がさらに加速する未来においては、駐車場も新たな問題を抱えることになるでしょう。たとえば、街における駐車場待ちの混雑を解消するためにはどうしたらいいか。また、競合他社との競争激化が予想される中、開発スピードを上げるためにはどんな工夫が必要か。さらに、自動運転技術が標準化されれば、より抜本的な改革が必要になるでしょう。現在はシステム技術部の一員として、開発部と意見交換しながら課題解決に向けて取り組んでいますが、将来的には自分が中心となって駐車場システムの未来を作っていきたいです。

三菱プレシジョンのココが好き!

  • 幅広い事業展開
  • 製造した機器を直に見られる
  • 古都鎌倉を満喫できる