先輩社員インタビュー

PRECISION PEOPLES'VISION
03

知識と経験を積み、 当社の代表製品の設計に
挑みたい。

技術系

2020年入社
駐車場システム統括部
工学部 機械機能工学科 卒業

駐車場機器という身近なものに携われる喜び。 大学では機械工学を専攻しました。自分で描いた図面から思い通りのものができあがるという流れを通じて、モノづくりの楽しさを知り、機構設計を志しました。加えて、駐車場機器という全国各地にあり、私自身にとっても身近なものの製造に携われるという点も魅力的でした。また、鎌倉勤務がほぼ確定的なので、長く暮らした関東圏域で生活できる点も決め手の一つです。
当社では、入社3年間を育成期間と位置付けており、メインとサブの二人の指導担当者のもとで業務を覚えます。1~2年目の頃は、図面の描き方から3Dモデリングの練習、そして、既存機器の細かな部品変更の設計と、一つずつ段階を踏んで丁寧に教えてもらいました。現在は、駐車券の読み取りや書き込みを行う駐車券リーダを担当しながら、既存精算機の改良設計などを行っています。

どんなシーンでも当たり前に使える駐車場機器。 ユーザーにとって、駐車券が正常に読み取られ、入場・出場ができることは当たり前のことです。しかし、駐車場機器を用いる人の体格や年齢、経験度合はさまざまです。もちろん、初めて機器に触れるという方もいます。だから、この「当たり前」を支えるために、誰でも迷わず使え、どこでも正常に動作するように配慮することが大切です。
例えば、駐車券をポケットに入れていて少しよれてしまっても正常に読み取れる精度のリーダを設置したり、駐車券の投入口を間違わないよう画面で視覚的に示したり。また、降雪地帯であればヒーターをつけたり、海岸付近であればさびにくい素材を用いたりすることもあります。
あらゆるシーンを想定して、複数の視点から要望に応えていくことはとてもやりがいがありますし、そうして生み出された当社の機器を、家族などの身近な人から「使ったよ」と言ってもらえることは、私にとってモチベーションにもなっています。

一人前の技術者になるために。 私は、その時点で苦手なところや足りないところがあっても、自分がどうなりたいか、を重視してこれまで選択をしてきたように思います。例えば、モノづくりへの興味から工学部を選びましたが、数学はあまり得意ではなかったのでギャップを埋める努力をしました。
そして、現在の私の目指す姿は一人前の技術者になって会社に貢献することです。そのために、機構はもちろんのこと、電気やソフトなどのたくさんの知識も吸収したいと思っています。そして、ゆくゆくは、製品カタログに掲載されるような当社の代表製品の設計を担当したい。そうしたさまざまな経験や知見をたくさん積み重ねて一人前になっていきたいと思っています。
しかし、前進した分だけ、次の興味や学びたいことが生まれるので、自分で自分を一人前だと思える日は来ないかもしれません。それでも、これからも尽きない興味と向上心に従って挑戦し続けられたら、と思っています。

三菱プレシジョンのココが好き!

  • 豊富な社内イベント(自由参加)
  • 利用しやすいフレックスタイム制度
  • 事業の幅が広く、刺激がある