先輩社員インタビュー

PRECISION PEOPLES'VISION
02

全力でプロジェクトに挑み続け、 自分自身の技術力を
高めていきたい。

技術系

2022年入社
防衛・宇宙統括部
理工学部 航空宇宙工学科 卒業

ほぼ未経験でも完遂できたことが自信に。 元々宇宙に強い関心を持っており、「宇宙機器を開発できる会社」という軸で就職活動を行い、当社の人工衛星搭載機器の開発に惹かれ、入社を決めました。加えて、創業60年以上という歴史の中で培われた製品開発のノウハウを受け継ぎ、最先端技術分野に挑戦したいと思ったことも理由の一つです。
入社後は国の役に立てるというやりがいの大きさから防衛事業にも興味が広がり、現在は防衛関連のソフトウェアのプログラミングを担当しています。これまでに慣性航法装置(※電波や地磁気を利用せず、移動する物体の加速度・角速度から移動方向・速度・姿勢を算出し、位置を決定する装置)の製品検査で使用する試験装置のソフトウェア自動化を行いました。これまでほぼ学んだことのなかったプログラミングを学習し、指導担当の先輩に教わりながら、試行錯誤を繰り返し、約半年をかけて完成させました。これにより製品検査にかかる時間を約50時間も短縮することができ、現在はこの製品の量産化に向けた準備を進めています。

一からプログラム設計を行う難しさ。 防衛関連試験装置のリモートPC制御アプリケーションは初めて初期段階から担当することのできた、思い出深いプロジェクトです。それまでは既存プログラムの一部を改修する形でしたが、今回は一からプログラム設計を行う点に難しさを感じました。また、ハード面の問題も踏まえながら制御機器との通信手段に何を選択するかという点やユーザーの使いやすさの追求など、さまざまな検討課題もありました。しかし、先輩方からの助言や、アプリ使用者へのヒアリングにより、満足のいくプログラム開発ができたと思います。また、開発プロセス全体にも携わることができたので、自分自身の成長にもつながったと感じています。

目標はプロジェクトを成功裏に終わらせること。 現在は試験装置ではなく、慣性航法装置自体のソフトウェア開発にチャレンジしています。これは慣性航法装置の理論から学んでいく必要があるため、挑戦し甲斐があると感じています。また、論文や参考資料を調べながら取り組む中で、自分の理解度や技術力が少しずつ向上していることを実感できることもあります。
一方で、納期設定もあるので、その中で直面するさまざまな課題に一つひとつ対処しながら、品質を確保しつつ納期内に確実に製品を提供し、成功裏にプロジェクトを完遂させるということが、今の私にとっては一番の目標です。
当社は若いうちからさまざまなチャレンジの機会をもらえるので、今後も社会貢献できる製品の開発に積極的に参加し、任されたプロジェクトに全力で挑み自分自身のスキルアップを図っていきたいと思っています。

三菱プレシジョンのココが好き!

  • 先輩方から高い技術力を学べる
  • 若手の成長の機会が多い
  • 社内イベントで他部署とも
    交流しやすい