先輩社員インタビュー

PRECISION PEOPLES'VISION
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「シミュレータと言えば
三菱プレシジョン」を
日本でも世界でも実現したい。

技術系

2022年入社
シミュレーションシステム統括部
理工学部 航空宇宙システム工学科 卒業

困難も成長につなげられる環境。 幼いころから乗り物が好きで、中でも空を飛ぶものに関心があり、大学では航空宇宙工学を専攻しました。また、家の近くに自衛隊基地があったため、防衛関連も身近な存在で、親近感や興味を持っていました。そんな中でどちらにも関わりのある当社が手掛ける、ニッチで専門性の高い事業で社会の利便性や安全性向上に貢献している点に魅力を感じ、入社を決意しました。
入社から現在まで防衛システム課に所属しており、主に水中の音の伝わりにより位置を探知するソーナー(※音波によって物体を探知する装置)のシミュレーション装置の設計を担当しています。設計書作成にあたって、お客様を訪問して製品の仕様を詰めていくこともあります。また、水中では音が曲がって進むので、それを解析して音の進み方を計算する点など、簡単ではない部分も多くありますが、先輩が丁寧に教えてくれ、勉強しながら設計するので少しずつ成長している実感があります。

最終製品を見た時にこみ上げる嬉しさ。 シミュレータは、誰かが実際に体験したものを他の人が追体験しながら学ぶことができるものです。そのため、製作したシミュレータと実体験との間に差異がある場合には改めてヒアリングし、調整する必要があります。モノができあがってから指摘をもらって調整することも多く、特に難しさを感じる点です。
また、あるシミュレータを担当した時は、製品の構想・提案から設計、製造、現地工事、納入後のアフターフォローに至るまでのほぼすべての工程に携わることができる機会がありました。普段、私たちは単一のパーツとしての製品を手掛けることが多く、製品が組み込まれた最終製品の状態を見ることはそれほど多くありません。そのため、納入後のアフターフォローで、私たちの納めた製品を組み込んだ、最終製品を見たり、操作したりできるのはとても学びが多いです。また、工程全体に携われるということも、私にとっては大きなやりがいを感じられる機会でした。

より良い製品づくりの追求に挑み続けたい。 「より良い製品づくり」に今後も挑んでいきたいです。ただ、一口により良い製品づくりと言っても、アプローチの方法は無数にあり、訓練の効率化やユーザビリティの追求、あるいはリアルな海中の再現など、高めていきたいところや実現したいところはたくさんあります。
また、自分自身の知識やスキルもアップデートさせていく必要があります。例えば近年目覚ましい発展を見せるAIをデータ分析に活用するなど、さまざまな方面にアンテナを張って、自身の設計業務に活かしていけたら、と思っています。
現在、基本的に防衛シミュレータのメイン市場は国内にとどまっていますが、今後は海外にも価値を提供していきたい。そして、ゆくゆくは「シミュレータと言えば三菱プレシジョン」と全世界から認知されるよう、より良い製品づくりにチャレンジし続けたいです。

三菱プレシジョンのココが好き!

  • 事業スケールが大きい
  • 人間関係が良好
  • 出張が多いので刺激になる