先輩社員インタビュー

PRECISION PEOPLES'VISION
09

地道なサポートを積み重ね、 ビッグプロジェクトを
円滑に進める。

事務系

2019年入社
業務部
応用生物科学部 バイオサイエンス学科 卒業

他の会社では珍しい事業分野に興味を持った。 宇宙機器や防衛機器、シミュレータ、駐車場機器など、他の会社では珍しい事業分野を持つ会社である点に興味を持ちました。自分自身の新しい物好きな性格もあって、「世の中であまりやられていないことにチャレンジしてみたい」と思い、入社を決意。
1年目から業務部の宇宙機器業務課に所属しており、宇宙機器開発の進捗管理や見積作成を担当しています。現在扱っている製品は月ゲートウェイ(※月軌道プラットフォーム・ゲートウェイ:月周回軌道上に構築する有人宇宙ステーション)関連や小型衛星の機器です。
実は入社当初、宇宙のことは全く分かりませんでした。また、地上で扱う製品とは使用する素材や、求められる品質レベルが大きく異なることもあり、こうした特殊性が最初の壁だったように思います。ただ、指導担当の先輩からOJTで丁寧な指導と、日々開発や製造の進捗を追う中で工程全体への理解が深まり、随分イメージが湧くようになってきたと思います。

調整に奔走した分だけ納品時の喜びは格別。 月ゲートウェイは入社時からずっと携わってきたので思い入れが深いプロジェクトです。本格的に先輩から引き継いだのは2年目の終わり頃でした。最初こそ順調に進んでいたものの、開発計画が変更となり、調整に苦労しました。計画変更に伴い、技術的に対応できるかの確認はもちろんですが、スケジュールへの影響、費用面など課題を整理してお客様と交渉する必要がありました。そのため、開発計画変更に伴う影響を設計部門や製造及び試験部門等との社内協議を慎重に重ね提案内容をまとめて、営業部門につなぎました。
こうして、調整に調整を重ねて納品にたどり着いたため、達成感はひとしおです。業務部は直接的に何かを生み出す部門ではありませんが、工程全体を俯瞰しながら、プロジェクトが成功裏に終わるように調整役を担う、とてもやりがいのあるポジションであることも実感しました。

想定外はつきもの、どう対応するかがポイント。 当社は月ゲートウェイへの参画や小型ロケット用機器の開発などスケールの大きな事業にチャレンジしています。しかし、スケールが大きいゆえに、想定外のトラブルが起こることはつきものです。業務担当者としては、そうしたトラブルが大きな問題になり、納期や費用に影響を及ぼす前に整理する役割を担っていると思います。
そのために、各部門と日頃からコミュニケーションを取ることを意識しています。少なくとも週に一度は製造の進捗をフォローするようにしています。そうした普段からの地道なサポートを通じて、「いてくれてよかった」と言ってもらえるような存在になりたい。相手が困っているときにすぐに気づき、寄り添えるサポートを通じて、ビッグプロジェクトを円滑に進める手助けをし、会社に貢献できる人材になれたらと思います。また今後は、営業的な目線も採り入れ、より広い視野を持つことも目指しています。

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