先輩社員インタビュー

PRECISION PEOPLES'VISION
08

購買・調達を通じて、 当社の市場価値向上に
貢献したい。

事務系

2021年入社
資材部
商学部 卒業

購買・調達部門志望のきっかけはカフェ運営。 大学時代にはゼミでカフェ運営に取り組み、在庫管理や仕入、シフト管理などを学びました。その中で「購買・調達」という職種に興味を持ち、就職活動で企業選びの軸としました。最初は業界を問わずさまざまな会社をチェックしていましたが、最終的には独自性のある事業展開に惹かれたこと、休暇など整った福利厚生制度から自分の働く姿をイメージできたことが入社の決め手になりました。
希望していた資材部のシミュレーションシステム調達課に配属が決まり、自動車シミュレータ担当を経て、現在は鉄道シミュレータ関連の部品・役務調達(※保守会社への点検・保守・修繕作業の発注業務)を担当。社内工程部門からの手配依頼を受けて、発注先の選定、価格交渉、納期フォロー、計上処理等を行っています。

過去最大に難しい案件。 現在は海外向け鉄道シミュレータの調達に携わっていますが、私にとって過去最大に難しい案件だと感じています。海外の環境やユーザーに合わせて仕様を検討するにあたり、さまざまな配慮が必要で、それがコストアップや長納期化に繋がってしまうからです。また、これまでに経験したことのない高額の発注なので、関連部門の意見も参考にして何アイテムもの仕様の確認や価格の妥当性を見極めていく必要があることも、心身ともにカロリーを消費する仕事でした。しかし、こうした課題を乗り越え、滞りのない開発や製造に貢献できることへのやりがいは大きいです。
まさに今も、模擬車両などの大型品の組み立て真っただ中で、取引先への工程確認や書類確認に追われており大変ですが、上司の指導や関係部署、取引先と協力して業務を進めています。自分にできることを模索し、この案件の完遂まで皆と一緒に走っていけたらと思っています。

工程の安定運営を支える存在へ。 海外には、まだまだ交通インフラが十分に整っていない国や地域が存在します。当社が取り扱うシミュレータは移動手段の安全を支えることに貢献しており、海外市場において潜在的なニーズがあるのではと考えています。今まさに取り組んでいる案件を筆頭に海外向けの実績を重ね、当社製品の競争力を上げていくことに携わっていきたいです。
そのために調達担当として、「良質なモノを適正価格で、必要時期に間に合わせる」という基本を大切に考えています。昨今の世界情勢の変化に伴う調達の難しさを、半導体をはじめとしたさまざまな部品調達で実感しています。そのリスクに対してどのように備え回避していくかは我々調達部門の腕に懸かっています。工程の安定運営を支える存在となれるよう最善策を考え、関連部門と協力して調達リスクに対抗していきます。また、調達部門は取引先と社内の間に立ち、調整を担う部門でもあります。同じチームとして一緒にものづくりに取り組む取引先と良好な関係を保つために、当社の都合を一方的に押し付けるのではなく、お互いの立場や状況を共有しながら交渉や調整を行い、双方にとってwin-winとなるゴールをこれからも目標としたいです。

三菱プレシジョンのココが好き!

  • 自分のキャリアビジョンに
    合わせた教育
  • 有給休暇の取りやすさ
  • キャンプなど社内イベントの多さ