先輩社員インタビュー

PRECISION PEOPLES'VISION
07

世界に誇れる
製品づくりを支える
技能者になりたい。

技能系 ※高校卒業以上対象職種

2018年入社
製造部
工業高校 電気科 卒業

間近に見たシミュレータの大きさに感動。 小さな頃からモノづくりが好きで、メーカー関連を志望していたところ、高校の担当教諭から当社の紹介がありました。三菱のブランド力や安定性という点と、扱っている製品の特殊性ゆえに、楽しみながらモノづくりに挑めるのでは、という紹介理由でした。
そして、会社見学でシミュレータを見た時にはその大きさに衝撃を受けると同時に「自分でも作ってみたい」と意欲がこみ上げてきました。この時のワクワク感が今でも自分を動かす原動力になっていると思います。
入社後は三菱電機グループで約4カ月間、電子機器や機構の組み立て研修を受けました。その後は当社内の各課を回り、パーツ供給や仕様書作成などを通じて、製品ができあがるまでの一連の流れを学びます。これらの1年間の研修を経て、当初から希望していたシミュレータと人工衛星搭載機器をつくる製造部電子機器組立課への配属となり、現在に至ります。

苦労の分だけ組み立て後の感動は大きい。 現在は組立チームのリーダーを担当する機会も増えてきました。シミュレータの組み立て方は大まかなところでは共通していることが多いですが、細かな組立手順は決まっていないことがほとんどです。そのため、効率的な組み立て方は図面を見ながら自分たちで考えていく必要があります。その際、先に組み立てておくべきだった部品を見落としてしまい、先行していた部分を一度解体して、再度組み直すなどの後戻り作業は、自分もメンバーの時間もロスしてしまいますので、絶対に避けなければいけません。ただ、自分一人では最適な手順が分からない場合もあるので、先輩に聞いたりメンバーから意見をもらったりしながら、力を合わせて取り組むようにしています。
改修作業などの現地作業は、長いものだと1カ月程度を要することもあるので、チームで組み上げたものがやっと完成した時は、苦労した分だけ非常に感動します。

世界に誇れる製品づくりに挑戦したい。 後輩を持つ立場にもなったので、入社当初に自分が分からなかったことや戸惑ったことを忘れずに、丁寧に指導していきたいです。また、分からないことがあってもチームメンバー同士で気軽に質問しあえる現在の雰囲気を維持していければと思っています。
一部例外もありますが、当社の製品は国内向けが多く、海外にはあまり普及していません。しかし、2018年に当社が設計や組み立てなどを担当したハンドスピナーが最長回転時間のギネス記録を達成したように、世界に誇れる技術力、技能力はあるはずです。
組み立て手順の最適化やミリ単位で調整する精緻さなど、まだまだ課題はありますが、世界に誇れる製品づくりを支えていきたい。特に技能は経験値がものを言います。さまざまな分野の組み立てなども担当し、シミュレータを初めて見た時のワクワク感も忘れず、たくさんの経験を積んでいけたらと思っています。

三菱プレシジョンのココが好き!

  • ニュースになるような
    製品づくりができる
  • 休暇が多い
  • 体育館やグラウンドが使える