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導入事例

地下鉄博物館 電車運転シミュレータ

スムーズな実写映像で模擬視界を表示する運転シミュレータ

地下鉄博物館は、多くの方々に地下鉄をより理解していただくために、「みて・ふれて・動かして」学習できる参加型のミュージアムとして地下鉄の歴史や車両のしくみ、新しい技術等を展示・紹介しています。

三菱プレシジョンは千代田線6000系シミュレータのリニューアル(2009年10月)に続いて、3台の簡易型シミュレータのリニューアル(2010年7月)を担当しました。

地下鉄博物館 電車運転シミュレータ

■千代田線6000系運転シミュレータ

6000系運転シミュレータ外観

6000系運転シミュレータ外観

6000系運転シミュレータ運転席

6000系運転シミュレータ運転席


千代田線6000系車両のカットモデルを使用した本格的な運転シミュレータです。
150インチの大型スクリーンに映し出す模擬視界と、床下に組み込んだモーションシステムで車体の揺れも再現した臨場感たっぷりの運転体験が可能です。
千代田線の綾瀬駅から代々木上原駅までの区間を実物同様に模擬した操作機器での運転が可能です。ATC(自動列車制御装置)も模擬しているので、ATCの速度条件に則った運転が体験できます。

実写映像可変速再生システムによる模擬視界映像

実写映像可変速再生システムによる
模擬視界映像


リニューアルにより、フルハイビジョンで撮影した映像を弊社独自の実写映像可変速再生システム【IBS】で処理。電車の速度変化に対応したスムーズな映像を表示します。

モーションシステムは、環境負荷の低減等を考慮して油圧方式から電動方式に更新。走行感覚もリアルな動きに進化しています。
リニューアルに伴い、車内のスピーカを増設。自動案内放送など多くの効果音を取り入れ臨場感を高めています。

 

■簡易型シミュレータ:銀座線の運転/有楽町線の運転/東西線の運転

銀座線

銀座線の運転

有楽町線

有楽町線の運転

東西線

東西線の運転


簡易型シミュレータでは、それぞれ縦型ツーハンドルで銀座線、ワンハンドルで有楽町線、回転型ツーハンドルで東西線の、3路線での運転を体験できます。

リニューアルで、3路線とも始発から終点まで全区間をフルハイビジョンで撮影した映像を実写映像可変速再生システム【IBS】で処理、6000系同様の電車の速度変化に対応した鮮明でスムーズな映像となりました。

さらに、ATCの速度条件下での運転体験が可能で、 モーター音やブレーキ音の模擬音を効果的に使用するなど臨場感の高い環境での運転シミュレーション体験をお楽しみいただいています。

運転風景

簡易型シミュレータ運転台

お問い合わせ・連絡先

三菱プレシジョン株式会社
シミュレーションシステム事業部

TEL:03-6712-3693
FAX:03-6712-0140